温泉津温泉

1月24日のブログで一度訪れてみたいと書いていた温泉。

月が替れば、雪が降ってもおかしくありません。 未だ夏タイヤを履いた状態の軽トラックで行くなら今が最後のチャンスか?

26日は軽トラックを洗車、更に長距離を走った際にツルツルボディーで空気抵抗が良くなり燃費の足しになればと、ポリッシャーを使ってワックスを掛けた。

夜一杯飲んだ後に 家の掃除機掛けをし明日は晴れて自由の身で、 嫁に

「明日は、目が覚めたら出るかも」

 と言って納得してもらった。

3時20分頃に目が覚めたので、着替えて下に下りた。

 時間に余裕が有るので、卵と肉を焼いて早い朝食を採ってから出発 (家で食べるとタダです。一人で出掛ける時は財布からの出費を極力抑えたいです。)

燃費職人じゃないのですが、、

結構な距離があるので、時速100km/hで走らず、70数キロ~80数km/h で走って出来るだけ燃費良く走行しなければなりません。

  (時間を取るか?燃費をとるか? 今日は燃費。)

ナビもセットせずに走行していたら、いつの間にか 米子道 に入る分岐を過ぎてしまっていた。。(真庭パーキングの看板を見て気付いた。 高速道路を一旦下りて戻っても良いのですが、)

で、仕方ないので、遠まわりになりますが、浜田道経由 で行くべしで前進。。

10数年前の事なのですが、西脇の和田町に風呂屋の円筒がある昔風の造りの古いアパートがあって、そこに住んでおられたお婆さんを、広島に住む息子さんが迎えに来られた。

「僕は転勤族で、今は広島の市内に住んでいるが、 もう一軒、夏場だけの家:母の育った島根県の弥栄村にある家にアパートの荷物一式を運んでもらえる?」

「定休日の水曜で良かったら運びます」

で、FAXで送信してもらった地図を頼りに、 移設エアコン、ブラウン管テレビ、BSアンテナ、洗濯機、他アパートにあった家財道具一式を軽トラックに積んで、夜明け前に出発して訪れたのが、浜田道の旭インターを降りて 弥栄村 とか言う、この辺りだった。

ポツンと一軒家で、周囲に家は無く

(って言うか、周囲の家も同じ様な環境。途中で道を尋ねたお宅も、お婆ちゃんが畳を這って時間をかけて出て来られて、

「あの人は就職で西脇にいかれたんじゃ?」 何て話になった。

「ええ、荷物を運びに来ました」 風な話をしたのを覚えています。)、

息子さんの携帯に電話すれば、着信が残り、息子さんが少し高台に上がってから返信の電話を入れて貰う。

最初、高速道路沿いの道から、ゴルフ場の横を通り、古いダムの様な場所の横を通ったのを覚えています。

夏場に会社の若い人を連れて別荘として使用され、面積が広く浅い池に錦鯉が沢山泳ぎ、山中でシイタケを栽培、「これは昔の人が熱して鉄を取った後の、固まりが残っている」とか、色々な場所を案内してもらった。

山の開けた場所から、延々と谷が下っている風景を家の外れから望むことが出来、眺望の良い場所で、 作業に来ておられる大工さん共々、私も奥さんが次々とご馳走を出して下さり、

 コーヒーをよばれて、お礼を沢山貰った帰りに立ち寄って 浸かったのが 旭温泉だった。 

軽トラックをピカピカに磨き込んできたのですが、 チョット失敗。 

早い時間で空いていて、 同じ頃にホンダ製のSUVから一人で降りてこられた、リュック風の鞄を背中に負った同年代の小柄なご婦人が、

「駐車場、ここに停めて良かったですよね?」

と、言いつつ、自分に歩調を合わせて歩き始められたのですが、 何か気が引けてしまった。

 こんな知る人ぞ知る観光地に、一人で訪れている人と言うのは、大抵こだわりのある車で来ておられて、( 車に乗って家から離れた時だけ, 離れた時だけ!だけ! 最大限に威張れる厳ついマスクのオラオラ系のミニバンとかではなく、)スバル車とか、ホンダ車、輸入車、とかの 車には一家言持ってます風の方も多く、 この女性もそんな方だと勝手に想像しました。

 (そんな事、気にすんな!。この年齢になると、 例え軽トラックから下りた身の上であろうと、 その人の普段の生活の気品が旅先で自然にあふれ出るものだ。。。

クロックスのサンダル履きに黄土色のズボンで来た訳じゃない。

  頑張れ!  と、解釈すれば良いのか??  温泉に浸かりに来たので、頑張るもクソも無いのですが、、 )

気のせいかも知れませんが、神社の写真の後ろの山の中の屋根の上の岩が、偶々なのか?ワザとなのか?は知れませんが、怖い化け物か?骸骨に見える様な気もします。。何やこれ?

自分はここの温泉に浸かる事にしました。

湯船が3つあり、写真に載っていない:ぬるい湯船から上がった後、 新聞の写真の右の一番熱い湯船に浸かろうと、 周囲のギャラリーを気にせずチョイ大き目の声で 「ぶぅーーーーつ」 (←行者が修行するような低い唸り声で、、息を殺して吐いていく)息を吐きながら お湯と一体化しつつ両足で浸かるが、 膝まで浸かって飛び上がった。。

  熱くて浸れない。 それどころか火傷する熱さ。

  地元のおっちゃん言わく、「48度か50度ある」 との事です。 

何も知らず大慌てで浸かったら洒落にならんがな。。熱かったー。。

調子こいて、軽トラックで遠く迄来てしまったので、兎に角帰る方向にのみ走らなければなりません。

2019年5月1日のブロブで反対車線のパーキングエリアに来た様な。。

https://plusone555.com/wp-content/uploads/2019/05/IMG_6723_LI-1-768×406.jpg

 

米子から鳥取に走り、鳥取道を走れば高速代も安価なのですが、 最近は世間の景気もチョット厳しい??風な感じで、世間全体が節約する傾向にあるので、 無料の鳥取道を選ぶ人も多いと想定し、 米子道で帰りました。

 日が沈むまでに帰りたいのもありました。

チョットだけお土産を購入。

昔は何処に出掛けてもお土産を買わなかった。

ナショナルショップのMASTの総会を兼ねた旅行に出掛けた際も、周囲のお店の人はたくさんの土産を買っているのに、自分は買わなかった。

 自分達の若い頃は、自分達が自由に使えるお金が無かったって事です。